取り組み

三つの「はぐくみ」

子どもの主体的な乳幼児教育のもと、子どもたちは大切なことを自分たちの力で学んでいます。

❶ 社会性をはぐくむ

異年齢での交流が思いやりを育てます。
当園では1日のうち年齢別クラスですごす時間と、クラスを取り払って異年齢が自然なかたちで交流する時間を設定しています。それぞれの発達段階にあわせた学びや遊び、コミュニケーションももちろん大切ですが、異年齢が一緒に遊ぶなかで人間関係や社会性を身につけていく環境も重要と考えるからです。子供が自分で学ぶ力を信じ、何かを「教える」、「身につけさせる」ではなく、葛藤しながら、感動しながら自分で獲得していく、それをわたしたちはお手伝いしたいと思っています。


❷ 心をはぐくむ

宗教教育を通じて命の大切さを教えます。
こどもたちは登園するとまず、ホールの仏壇の前で手をあわせます。浄土真宗の教えを基礎にした宗教教育を行っている当園では、毎週の月曜礼拝や合同礼拝を行事に取り入れ、先生たちが交替で法話を聞かせています。内容は絵本や物語からとりあげた題材をこどもたちにかみくだいて話すことが多く、とくに命の大切さと、一方でわたしたちが命をいただいていることの意味をきちんと教えています。感謝する心、命をいつくしむ心を日常の生活のなかではぐくみ、自然に手をあわせられるような教育を心がけています。



❸ 創造性をはぐくむ

芸術性や創造性を引き出す環境を整えます。
こどもには生まれながら豊かな五感が備わっています。私たちはもともとある感性を、教育という大人の考えでくもらせることのないよう、伸ばしてやることが大切だと考えます。だから当園の園内や保育室には子どもたちの作品であふれています。こどもたちがいつでも自由に造形あそびが楽しめるような空間を用意し、木の実や葉っぱ、貝殻などの材料を集めたり、山や川、美術館に出かけたりこどもの心の声に耳をかたむけ、すぐれた芸術性や創造性を引き出すための環境を整えています。






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